Ph.D.

大学紹介

今日は、僕の行く University of California, Irvine(カリフォルニア大学アーバイン校、略称は UCI)の紹介をする。

前回か前々回に、UCI は東大と慶応の間位のレベル、と書いたが、今日世界の大学ランキングを調べてみたら、一つでは49位(ちなみに東大は16位か26位ぐらい)、もう一つでは100位ぐらいになっていた。

やはり、それぞれのランキングでも、相当乖離があるようだ。


・・・さて、実は、「カリフォルニア大学」という大学は存在しない。

計10校(2012年現在)の州立大学をまとめて、「カリフォルニア大学」と呼ぶ。

ちなみに、非常に紛らわしいのだが、同じカリフォルニアにある州立大学でも「カリフォルニア州立大学」と言うのもあって、こちらは「カリフォルニア大学」とは全く別物だ。


カリフォルニア大学群は、どれも一流校として知られているが、そのなかで最も有名でレベルが高いのが Berkeley だ。

バークレー校、と言えば、大半の日本人は聞いたことぐらいはあるのではないかと思う。

正式名称は University of California, Berkeley となる。何故かは良く知らないが、Berkeleyを「UCB」と呼ぶことはあまりないらしい。


それに続く(もしくは同格)なのが Los Angeles 校(略称は UCLA)と San Diego 校(略称はUCSD)だ。

この3つは、どれも東大と同格かそれ以上、だろうか。


4番目が僕の UCI だ。

ロサンゼルスから車で50分程度で Orange County(オレンジ都)にある。

Irvine は観光地としても有名で、非常に美しく、大学周辺は高級住宅街なので治安も最高に良いらしい。

毎年、住みやすい街ランキングでは上位に入り、数年前には1位になったこともあるそうだ!

近くには非常に美しいビーチもあり、車で1時間程度の所には山もあるそうで、大学のホームページには

「春には、朝は雪山をハイキングして昼にはイルカと泳ぐこともできます」

とある!


また、UCI はアジア人が圧倒的に多く、大学内でアジア人が占める割合は55パーセントだ!

(もちろん、大半は中国、韓国、インドなどで、日本人は非常に少ないのだろうが。)


難点は「everything is expensive」であることだと、在学生が言っていた。

近くには高級住宅街、さらには観光地の名所とあっては、それも当然か。


・・・が、大学院生(Ph.D.)は非常に恵まれていて、大学内のアパートを格安で借りることが出来る。

十分広い部屋で一人暮らしが出来て、家賃は公共料金を含めて月700ドルだった。

ぼくが生活費として頂く給料は、9か月で17000ドルだから、物価を考慮しても十分貯金ができる、と思う。


合格をくれ、そして授業料免除+生活費を出してくれる UCI には本当に感謝をしている。

20代の若い時期に、最高の環境で(超)優秀な留学生たちと競い合いながら勉学、研究に励むことが出来るなんて、本当に恵まれているとつくづく思う。

数年後に、「本当に安い買い物だった」とUCIに言って頂けるよう、ぼくも全力を尽くそうと思う。

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