さて、はっと気がつけばもう2週が終わりまして、残るは8週です。
今日は朝にヨガに行ってきまして、いや、やっぱりこれはとってもイイですね、早起きして美しいキャンパスを30分歩いてヨガを1時間と少しやって、それからまた30分かけて歩いて帰ってくる、なんて、これ以上素晴らしい土日の朝の使い方がありますか ^^
・・・さて、今日はタイトルにあることについて。
数学という学問は、やっぱりかなり特殊なんです。
この世に存在する学問を2つに分けるなら数学とそれ以外に分かれるだろうな、というぐらいに。
まず第一に、数学というものは別格の学問です。
他の理系の学問を専攻している学生なり教授なりに
「あなたの専攻する学問と数学とではどちらが難しいですか」
という質問を投げかければ、大半の人間が「数学だ」と答えるでしょう。
「自分は数学が出来なかったから今の専攻を選んだ」
と言う人も多いと思います。
もちろん、「それは比べられない」と答える人もいると思いますが、でも賭けても良いですが、例えば
「自分のやっているマテリアル工学の方が学問として上だ」
とか
「ゾウリムシの繊毛の研究の方が遥かに難しい」
とか答える人間は一人もいないでしょう。
対して、もし数学者に同じような質問をすれば、まあもちろん「比べられない」と答える謙虚な人もいると沢山思いますが、大多数は
「数学が別格に難しい(というかそもそも比べるのも愚かだ)」
と答えるでしょうね。
実際数学者は、口に出す出さないの違いはあれど、ほとんど全員が
「数学をやる人間が最も優秀だ」
と思っているんじゃないでしょうか。
・・・ただ、誤解のないように2つほど断っておくと、最近の理論物理の主流な研究(つまり超弦理論や素粒子論など)はもう完全に数学のようなものなので、これと数学を比べてどっちが難しいとかどうだとかはないです。
そして、この「数学をやる人間が最も優秀だ」というのは、あくまで mass として見た場合のことです。
・・・まあとにかく、数学は別格の学問なんです。
さて、前置きが凄まじく長くなってしまいましたが、ようやく本題です。
「数学は最も難しく、数学をやる人間はやはり「別」だ」
と、大半の人が思っているからこそ、数学を選ぶということは諸刃の剣なんです。
根暗でコミュニケーション能力に乏しくて、女性経験も全くなさそうで、体型もずんぐりむっくりしているような人がいたとしますよね。
そういう人が普通に仕事をしていたり、または「普通の」理系の学問をやっていたりする分には別に何とも思われないのですが、もしその人がそれで数学をやっていようものなら(そして更にその人が東大であるなら)、それはもうどうしようもなく “pathetic” なんです。
(この “pathetic” という語は Harry Potter で「イタすぎてかわいそうな人」の意味で散々使われていましたがこっちでは使われているのを一度も聞いた事がありません。British の若者の流行り言葉でしょうか。)
「あ、数学をやっている人ってやっぱりそうなのね。。」
と必ず思われます。
でも逆に、例えばですが、最近はちょっと分からないですが少し前にはテレビのバラエティーなんかで東大理系卒の綺麗な人が結構出演していたりしましたよね。
もちろんそれだけでも相当なインパクトはあるのだけれど、もしその人がそれで数学専攻であったのなら世の人間は畏怖すら抱くでしょう。
もしそんな人がいたら、僕も声をかける事すら出来ないです。
とにかく、そんなだから、数学を専攻するということは本当に諸刃の剣なんです。
僕は読んだ事がないのですが、ドラゴン桜では「馬鹿とブスこそ東大に行け」みたいなことが言われていた(らしい)じゃないですか。
それが正しいかどうかはここでは置いておきますけれど、数学の場合には全く逆で
「魅力的で多才な人間こそ数学をやれ(数学しか脳のない人間は数学をやるな)」
だと、個人的には思っているんですね。
・・・さて、書き残したことが半分ぐらいあるのですが、それはまた今度にします!
ではではー☆
≪…数学を選ぶということは諸刃の剣…≫は、[メタ数学]で観るともともと≪…諸刃の剣…≫を持っている。
数の[本性]の自然数は、絵本「もろはのつるぎ」(有田川町ウエブライブラリー)
https://ameblo.jp/texas-no-kumagusu/entry-11557042444.html
https://ameblo.jp/texas-no-kumagusu/entry-11557675263.html
この2つの記事について数学者であるスノウさんの意見が聞きたいです。
ざっと読みましたが、どうも筆者の言いたいことがよくわかりません。。
最初の記事の「数学はガキの学問である」に関してなら意見を書けます。せっかく質問をいただいたわけですし、ブログの記事で思うことを書いてみます。」
≪…多才な人間こそ数学…≫で、数学共同体からパラダイムシフトして数の言葉ヒフミヨ(自然数1234)の風景は、
+-×÷√= と 言葉の点線面 と カタチの〇△□との出会いに・・・
≪…魅力的で多才な人間こそ数学をやれ…≫を、[音楽][絵画][言葉]・・・と[数学]の関係を「初めて語られた科学と生命と言語の秘密」松岡正剛 津田一郎 著の[デーモン](『心はすべて数学である』)と[ゴースト]( [i][e][π])の[知的な「精神」や「魂」]に見立て、数学の基となる自然数(数の言葉ヒフミヨ(1234))を大和言葉の【ひ・ふ・み・よ・い・む・な・や・こ・と】の平面(2次元)からの送りモノとして眺めると、[数のヴィジョン]なるとか・・・
本書の【 現象としては大脳皮質のコラム構造(大脳皮質の表面に垂直に似通った性質の情報を扱う細胞が集まっている機能単位。)を模したニュートラルネットを使った記憶のモデル 】が、数の言葉の世界を実数直線に落とし込まれいるのを『幻のマスキングテープ』としタイ・・・
自然数のキュレーション的な催しがあるといいなぁ~