Ph.D.

アメリカ大学院のレベル

今日は、朝早めに起きて(と言っても8時半だが、二ートの僕にはこれはとても早い)、ヨガをやって勉強して家事を少し手伝った。

昼には眠くなってしまったので、珍しく長々と昼寝をしてしまった。


今回は、大学院のレベルについて書こうと思う。

アメリカの大学は、数も非常に多く、日本と違い「この大学が一番」という大学は存在しない。

ランキングも存在するが、面白いことに「大学のランキング」と「各学科のランキング」は相当離れていることも珍しくない。

どの大学だったかは思いだせないが、大学全体のランキングでは20位前後だが、数学科のランキングでは80~100位の大学も存在した。こういうこともそこまで珍しくない、と思う。


また、数学の中でも、解析、幾何、代数、etc によってもランキングがあって、これも数学科の順位とは必ずしも一致しないこともある。

だから、日本のように、東大が1番、京大が2番・・・、といったことはアメリカではなく、「トップレベル」、「2番手」、「3番手」のように大まかに分かれる、と考えた方がいい。


前回も書いたが、数学では、トップレベルは Princeton, Harvard, Stanford, Berkeley, New York University, Caltech, MIT などだ。

僕の行く University of California, Irvine は2番手に属する(と思う)。


「トップレベル」とされる大学院の学生のレベルは、どこも大して変わらない。

それぞれの大学には1年生の終わりか2年生の終わりまでにパスしなければならないQualifiying Exam というのがあり、ざっと見た限りではこのレベルも大差ない。

(ちなみに、この試験は別の名前で呼ばれることもある。給料をもらう以上当たり前の事だが、パス出来なければ退学になる。)

二番手の大学の Qualifying Exam はやはりトップの大学院よりは明らかに簡単だ。


・・・さて、ところで、僕の大学院はトップではないわけだが(もちろん世間一般から見たら一流校だが)、でも僕はまだ行ってもいないのに UCI (University of California, Irvine の略称)は大好きだ!

この辺の大学自慢(と大学紹介)については、また次回にする。

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