さて、いつの間にやら6月も半ばで、来週からは Summer Session I がスタートします。
とは言っても、この夏は Summer Session I には仕事を貰えなかったので、6月と7月には TA の仕事はありません。
代わりにその期間に3つ conference があります。まずは Michigan State University に行ってきます(16日の早朝には発ちます)。
Michigan というと、アレですね、「若き数学者のアメリカ」で著者が初めてアメリカに渡ったとき、そのとき彼が研究を行った場所がまさしく Michigan なんですよね!
(ただし彼が行ったのは University of Michigan Ann Arbor であって Michigan State University ではないです。)
そして奇しくも、当時彼は29歳で、そう、つまりちょうど今の僕の年だったんですね。
そして彼は、その Michigan で孤独感劣等感に苛まれたんでしたね。Michigan は冬が長く、確か「冬のミシガンの厚い雲の下、私は窒息しそうだった」みたいなことを言っていましたね。
僕自身は Ph.D. では苦労したことは特にないけれど、でもそのときの彼の心境は痛いほど分かりますね。また冬に日本に帰ったときには読み返してみますかね ^^
・・・さて、とまあ感傷に浸るのはこの辺までにするとして、その Michigan State University のあとは、そのまま Cal Poly San Luis Obispo というところに10日弱ほど行って来まして(ものすごく綺麗なところらしい)、それが終わると今度は Italy に行ってきます。
これ、travel support を貰えなかったので一時はもう行くのをやめようと思っていたのだけれど、Europe はまだ行ったことがないしちょうど良い機会かも知れないと思い直したので、旅費は自分持ちで参加することにしました。
で、折角高いお金を払って行くのだから色々回らなければ損だ、ということで、conference 自体は10日と少しなんですが、プラスで5、6日ほど余計に stay して色々を観光してくることにしました。
僕は面倒くさがり屋なので、旅のプランもロクに立てずに行き当たりばったりでてきとーに回る予定です。イタリアはそこまで危ない国でもないみたいですしね。
(しかしそれにしても、英語圏ですらない国を一人で旅行するなんて昔の僕からしたら考えられないことですね。人は変わるものです、つくづく!)
・・・そう、そういえば、あと半年弱したらもう postdoc の position に apply しなくてはいけないんですが、たとえイスラエルだろうがブラジルだろうが、向こうが welcome だと行ってくれてかつ向こうの人柄に好感が持てれば僕は喜んで行くつもりです(というより、正直なところもう今は特にアメリカに留まりたいと思っているわけでもなく、どちらかと言うと外に出て行きたいと思っているぐらいです)。
で、Europe も面白そうだと思うので、良さげなポストがあれば色々 apply してみるつもりです。
やっぱり、apply する際には向こうがこちらを知っている方が絶対に有利だし、それにこちらとしても向こうを知っている方が motivation もずっとずっと上がるので、Italy の conference は10日以上あるわけだし、色々売り込んできます ^^
・・・まあ何にせよ、あと半年と少ししたらどこに行くか決まるし、一年後の今はもう Irvine には(というかアメリカには)いないかも知れない訳ですよね。
ちょっと前までは UC Irvine を去るのが怖い、とか思っていましたけれど、今はもう全くそんなことはないです。あと一年でももう長過ぎるぐらいです。ここは十分堪能したので、もうさっさと外に出て行きたいですね!
・・・さて、またとりとめもなく思いついたままにづらづらと書きましたけれど、もう夜も遅いので今日はこの辺で失礼します!
ではではー☆