日記

沖縄にいます。

さて、今週の月曜(の夜中)から研究集会で沖縄に来てます。場所は、沖縄科学技術大学院大学(通称 OIST)です。

OIST は、確かまだ設立されてから10年程度の非常に新しい大学です。ただし大学と言っても、ここはどうやら研究所のようで、大学院生はいても学部の学生はいないみたいです。

湯水のように税金を投入して作られただけあって(そんな気がするだけです、実際は知りません)、そこまで大きくはないながら素晴らしく立派なところです。まるで空中庭園です!

ちょっと見づらいですが、連絡通路から撮ったものです。

入り口です。

OIST 内には、こんな感じの housing 群がありました。どうやら、学生(と職員も?)はここに住んでいるようです。この感じ、UC Irivine を彷彿とさせます。


・・・なんですが、typhoon is coming ということで、今日(木曜日)は完全にオンラインになってしまいました。

明日もどうなるか分からないので、運が悪いとせっかく来たのに2日間はまるまる宿で過ごすことになりそうです。ま、溜まった仕事が結構あるので(発表用のスライドを作るとかそういうやつ)、それはそれでまあ良いのですが。

昨日は、excursion で海洋博物館とかいうところに行ってきました。

異様なぐらいに人が少なかったです(メインエリアは流石にそれなりに人がいましたが)。

(そういえば、前に来た時にも思いましたが、沖縄は観光客でごった返しているイメージだったんですが、実際は全くそんなことがなく、不安になるぐらいに観光客を見かけないです。どういうことなんでしょうか?)

・・・さて、で、この研究集会ですが、内容が思ったより自分の研究分野から遠く、だから talk もよく分からないし、似た方なことをやっている人もいなさそうなので、ポーランドの時ほどの収穫はなさそうです(そもそも台風で半分潰れましたしね!)。

やっぱり研究集会は、海外のやつの方が遥かに面白いし、得るものも多いですね!

今回のは、まあ確かに foreigner も多いですが、でもどーも、(いかな沖縄とはいえ)自国の研究集会は緊張感に欠けます(笑)


・・・そう、(今回は違いますが)普段の日本の研究集会は、毎回毎回同じようなメンツが同じような話をしているだけで、だから正直、そこまで得るものもないんですよね。

アメリカにいたときには、たとえ自分の研究分野の集会であっても、参加者の8割ぐらいは初めて出会う人でした。アメリカ以外となると、もう知っている人はせいぜい1割です。


これがどういうことかというと、まあ言うまでもないですよね、日本にももちろん優秀な人はいますが、しかし層の厚さが文字通り桁違いなんです。

日本ではトップレベルの数学者であっても、それぐらいの人はアメリカでは1.5流〜2流の大学にすらゴサゴサいます。それぐらいの圧倒的な力の差があります。


・・・まあ、そんなこんななので、水際対策も撤廃されたことですし、これからはもう思う存分海外に行きます!

来週は台湾に行ってきます。8月はスウェーデンに、9月はイタリア(2ヶ所)とフランスに行きます。11月にはアルメニアに行く予定です。


・・・さて、では今日はもうこの辺で失礼します ^^

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