さて、一週間に渡る Bedlewo での conference も終わり、いまは Poznan airport にいます。
研究集会が終わったのは昨日の午前で、その日の午後から熱を出してしまい(ただし体温計がないので実際に熱が出たかは不明)、それからというものずっと寝込んでいました!
まだ体調が完全ではないので、これからの24時間あまりの東京までの移動は、ちょっとかなり unpleasant ですね。。
肉体も精神も極めてタフな僕にしては、こんなことは本当に珍しいです!この10余年間で寝込んだことは、メキシコ(の研究集会)で毒を盛られたときと笑、あとは2年前ほど前に数週間にわたってダウンしたときだけです。
(なお、今にして思えば、2年前のあれはやはり本当に Covid-19 だったのかも知れません。つまり「大体の人にとってはただの風邪(かそれ以下)、人によってはちょっとたちの悪い風邪」というのが当時の Covid-19 だったのでしょう。)
・・・こんなことがあると、ついシェディング(接種者の体からなんらかの毒物が放出される現象のこと、存在含め詳細は未だ不明)を疑ってしまいます。
なんでもかんでも Covid-19 vaccine に結びつけてしまうのは悪い癖ですね。
まあ、確かに Covid-19 以来の初めての海外であって、「柔軟剤っぽい匂いを発する人」もいたし、vaccine 後遺症が疑われる人もいたので、もちろんその可能性も一応はあるわけですが。
・・・さて、とまあ、vaccine のことは置いておくとして、conference についてですが、いやはやいやはや、本当に有意義でしたね!
似たことを研究している人たちにも会うことが出来たので、知見も広がりました。面白い(かも知れない)問題もいくつか見つかりました。
・・・あと、advisor と会えたのも大きいですね!Covid-19 や今のウクライナ戦争をどう思うかとか、色々と話して来ました(彼は Russian です)。
で、そのウクライナ戦争に関しては、詳細はまあ書きませんが、自分が
「おそらくこれが真実だろうな」
と思っていたことが、ひょっとすると完全に誤りかもしれない、と思うようになりました。
・・・やはり、こーゆーことだから、海外に出ることは大事なんですよね、もうそれだけで視野が広がります!
ださいたまなんていう情けない環境にずっと身を置いていると、どうしても視野も狭まるし、(たとえどんなに意識していても)エコーチェンバー現象をモロに喰らって、思考も独りよがりになるんですよね。
だから、海外に行って海外の人間と触れ合うのは大事なんです。
(これは「相手が正しいか否かに関わらず」です。)
・・・あとはー、そうですね、これも詳細は一切書きませんが、アカデミア(というか UC Irvine の Mathematics deparment)についてのいざこざも色々と話してくれました!
UC Irvine の Mathematics department は、faculty の仲が(マジで)悪いので有名だったんですよね。
(僕はゴシップ系は極めてニブイので最終学年になるまで何一つ知らなかったんですが、Ph.D. student も含め、仲がクソ味噌に悪いことは皆知っているらしいです。)
“You are now a faculty” だから、ということで、お酒の力もあり色々と教えてくれました。
・・・で、これは彼にも言ったんですが(というか彼も同じようなことを言ってたんですが笑)、まあアレですね、自分がたとえば Ph.D. にいるときは、faculty は遠い存在で、extremely clever people だと思うじゃないですか!
でも、実際 faculty になってみると、みんなどーしようもないバカであることに気がつくんですよね!笑
どーでもいいアホなことでケンカしたり、しょーもない権力闘争とかやってるんですよね!
アメリカには、それこそ “different degree” で優秀な数学者も多数いるわけですが、それでも彼らから数学を取ったら、もうそれこそただのバカなんです!笑
(そーいえば、うちの数学科でも、ちょっと前の修士か博士かの発表会では、ベルを 10 分で鳴らすのか12分で鳴らすのかなんていう、もうなんて言っていいか分からないレベルの超ウルトラアホらしいことで、誰々が悪いだのなんだのと大騒ぎするようなのもいましたね!笑)
・・・まあとにかく、そんなこんななので、ケガレを知らない清純キャラの僕は、比較的最近に
「お金が絡まないせいか数学の世界は他の学問と違い非常にクリーンだ、実力がある人が出世出来ないとか実力がないのに出世するとか、そういうことはまず聞かない」
なんて書きましたが、単に僕が聞かないだけで、まあまあそれなりにはそういうこともあるのかも知れません。
(ただとは言っても、数学の場合には世界のどこであれどうしようもないレベルで理不尽なことは滅多に起こらないとは思います。うちの数学科も、確かに超ウルトラどうでもいいことでたまーにケンカっぽいことはしていますが、でもそれらはただ「いい歳ぶっこいてバカだなー」と思うレベルの、本当に可愛らしいものです(笑)ドス黒い権力闘争などあるとは思えないです、というか絶対にないと思います。)
・・・さて、では今日はこの辺で失礼します!^^