前回は、当時悩みの中にあった僕を奮い立たせた記事について書いたけれども、実はそれ以上に本当に決定的な影響を僕に与えたものがあって、それは僕が子供の頃に流行ったアニメ「忍たま乱太郎」の主題歌「勇気100%」だ。
ちょうど2年前の夏に、僕と当時の彼女が戸田公園駅に向かって並んで歩いているときに、彼女が偶然この歌を口ずさんだのだ。
その歌詞は、当時人生で2番目に辛い苦悩の中にいた僕の心を揺さぶった!
僕は帰るなりパソコンに向かって、当時全く使った事のなかった YouTube で「勇気100%」を10余年ぶりに聞いたのだ。
衝撃だった。涙が溢れた!
「がっかりしてめそめそしてどうしたんだい 太陽みたいに笑う君はどこだい」
「やりたいことやったもん勝ち青春なら」
「夢はでかくなけりゃつまらないだろう」
「まだ涙だけで終わるときじゃないだろう」
「ぶつかったり傷ついたりすればいいさ ハートが燃えているなら後悔しない」
歌詞全てが、自分対して言っているように感じた!
「これは今の自分のために作られた歌だ」とまで思った!
あのときのこれがなければ、ぼくは留学をしていなかったかも知れない。
そう思うほど、「人生に影響を与えた」と言いきれるほど、この歌は当時の僕には衝撃だったのだ。
こんなことがあるから、だからやっぱり人生は本当に面白い!
まあ、そんなこともあって
「人生は努力」
「やりたいことやったもん勝ち、青春なら」
「夢はでかくなけりゃ、つまらないだろう」
の3つが僕の人生哲学になった。
もちろん、後ろの2つは「勇気100%」に教えてもらったものだ。
・・・そう、これも今度書くけれども、僕は「人生挫折と苦労は悪くない」と思っている。
日本の修士での3年間は本当に血反吐を吐くぐらい辛かったし、当時は「この壁はもう絶対に越えられない」と思った。
でも、もがいて悩んで苦しんで足掻いて、そしてこういう歌にも出会ったりして、結局この壁も乗り越えることが出来た。
これからも色々あるだろうけれど、でも自分で言うのも何だけれども、この経験のおかげで、どんな逆境にあっても自分の道を切り開いていけるという自信がついた。
・・・まあ、とにかく僕にも色々あったのだ!
20年後には今の僕みたいな若者達がこれを読んで
「あの高橋先生ですら若い時にはこんな風に悩んでいたのか!」
なーんて話していたりするのかなあ?(笑)
んでは勉強しなきゃっ!