さて、今は初日が終わるところで、自宅ではまだネットが使えないので近くのカフェで Wi-Fi につないでいます。
・・・さて、で、ちょっと弱音を吐かせて下さい。
自信はあったんですが、いや、もちろん僕はこの国でも上手くやれると思うんですが、でも少なくとも最初のしばらくは、ちょっと(かなり?)苦戦するかもしれません。。
UC Irvine は本当に全てが素晴らしすぎて、初めの数日間で自分がそこで上手くやれるという100%の確信が持てたんですが、今回は正直、真逆に近いですね。。
まず、言葉の壁は大きいです!
ヘブライ語が全く必要ない、とか聞いていましたが、いや確かにみんなそれなりに英語は出来ますが、でも日本人よりはマシだという程度の人も結構います(大学にはいないでしょうが)。
これ、結構なストレスになり得ますね!
英語は本当に気が遠くなるぐらいの時間をかけたから来た当初からかなり出来たけれど、ヘブライ語なんて4ヶ月しかやっていないのでそんなので出来る訳がないし(僕は天才でもなんでもないので)、しかも出来るようになる絶対の必要性はないわけなので(授業するわけでもないですから)、どうしても「話せるようになろう」というモチベーションが遥かに弱いです。
アメリカでは「現地の言葉を余裕で操れる」という事実が僕に凄まじい自信を与えてくれましたが、こっちではまったくそうはいかないですね。
加えて、今度のアパートは on campus ではないから、何かあったときにパッと聞ける人がいないですね。これも結構心細いですよね。
更に、ここ、まあ汚いとまでは言いませんが、でも Irvine に住んだ身としては比べるべくもないです(比べてはいけないのでしょうが)。結構煙草臭いし。
それに、宗教も生活に絡んでいるので、勝手が分からないことも多いですね。
そして、これはまだ一日しかいないからこれから変わるかも知れないんですが、僕にはアメリカ(のアーバインのような素晴らしい場所)に住む人たちの personality の方が絶対に合っている気がします!
彼ら、愛想がいいし明るいんですよね!日本人より遥かに!
僕は、彼らを遥かに凌ぐレベルでそんな感じだから、アーバインにいるときにはほとんど違いは見出せなかったですが、でもこっちに来てみて、ようやく分かりました!
・・・あ、そして最後に、これは別にどこに行っても遭遇する問題なんですが、postdoc は授業も取らないしテストも何もないしオフィスも別々だから、周りとの関係がどうしても希薄になるんです!
Grad students であれば、一緒に勉強したり宿題をやったり、そういうことが出来るんですが。
だから、ちょっと、マジで苦戦するかもしれません。
生涯一人で世界を放浪する、というのも、本当に自分に合っているのか分からなくなってきました!
人は年を取るんですよね。今なら、たとえばサルサとかジャグリングとか、またはサークルにでも入って一緒に遊びに行ったりとか、そういうこともまだ出来ますけれど、そういうのも年を重ねれば今よりは絶対に敷居は高くなりますよね。
まあだからって、たとえそれが UC Irvine のような場所だとしても、Professor になって結婚して定住してしまえば、すぐに人生が完全にルーティーンになって、僕の絶大なる武器であるものすごいレベルのギラギラや反骨精神を(全部とは言わなくてもかなり)失ってしまうであろうことは分かりきっているから、ああ、人生は難しいです。。
結局どちらを取っても、もう片方が本当に輝いて見えるんでしょうね。両方のいいとこ取りをすることなど出来ないのだから!
やっぱり、人生、あと10年ぐらいで十分なんじゃないかなあ、なんて思ったりもします。
それでも、普通の人の100年以上の時間に相当するんだろうし。
・・・さて、とまあ、色々書きましたけれど、でも何をどんなに嘆いても置かれた状況は変わらないのだから、だから結論はいつもと変わらず、
「前を向け、そして目の前のことに全力を尽くせ」
なんですけれどね!
それに、逆に言えば、この状況を好転させることがもし出来れば、それは僕の絶大なる自信になるだろうし、Takahashi Yuki が正真正銘別次元のレベルで凄い男だということの証明にもなるわけですよね!
だから、そう、これからの二年間は、今までどんな壁も血反吐を吐きながらたった一人で超えて来た、この凡才がどれだけのものすごい器なのか、世の中に見せてやれるこれ以上ない機会でもあるんです!
さて、もう殴り書きしたので、今回は本当にめちゃめちゃかも知れませんが、もうこれで失礼します!