日記

イタリアにいます。(その2)

さて、今日は火曜日で、研究集会2日目です。

・・・そう、この研究集会は昨日が初日だったんですが、ちょっと外せない用事があったのでこっちに着いたのは昨日の夕方だったんですね。

で、今日は研究集会は午前中のみで、午後は free time でした。

ので、島をぐるっと廻ってきましたけれど、うーん、やっぱり first impression は大体正しいですね、ここ別にそこまで大したところではないです!笑

こんなサボテンがたくさんあります。イスラエルで初めて知ったんですが、このサボテンの花(というんでしょうか?)って食べられるんですよね。

Ventotene のすぐ近くにもう少し小さな島があります。昔は監獄があったらしいですね。

・・・とまあ、もう大した場所ではないので、今日は写真もほとんど撮りませんでした(笑)

この研究集会は土曜までですが、その土曜は午前中で終わるし、明後日の木曜もまた半日で終わって午後は free time だし、なんだか遊んでばっかりですね。ま、別にいいんですが。


・・・ところで、来月ですが、またイタリアに行くかも知れません。たった今、僕の specialization である力学系の研究集会が Trieste であることに気が付いたんですね。

まあ、accept されるかは分からないので(締め切りギリギリなので既に定員いっぱいかも知れない)、まだ行ける保証はないですが。


・・・さて、では何も書いてませんが、もうこれで失礼します!

特にもうご報告で書くようなこともなさそうなので、最終日の午後にナポリに戻るまでもう何も更新しないかも知れません。

(ところで、トップの画像はこっちに来る直前に買った歯磨き粉です。フッ素なし無添加です。100g までなら機内に持ち込めるんですよね。僕はいつも、普段使いのリュック一つのみで海外に行くので、こういうのでないと持っていけないんです。)

POSTED COMMENT

  1. 数学徒 より:

    イタリアの港、美しいですね^_^ 私は、Genova付近に訪れたことがあります。
    さて、ブログの内容とは逸れてしまいますが、質問です。ご存知かと思いますが、最近、エリートと比喩される経歴の女性数学者が、女性限定の数学賞を受賞し、ネットが盛り上がっています。その件に関し、複数の著名な数学者による気になる言説があり、それは、数学界は女性をこれまで以上に優遇すべきとのことでした。
    女性限定の賞で女性が選ばれるのは、想定内のことですし、エリート経歴の才女1人がある程度成功したから、女性全体を優遇していこうとの主張は、個人的に少々無理があるように思えます。若手の負担を減らし、能力が高い人をある程度優遇し、女性を公平に参加させた方が良いのは理解できます。しかし、女性だから優遇される、ましてや、それが経済的に恵まれた女性であっても優遇が適用されるともなると、不公平だと思いますし、一般的な財力の男性であり数学者志望の私は益々夢への扉が狭まるのだろうと不安になります。
    すのう先生は、女性はこれまで以上に優遇する(ポストを設ける)べきだと思いますか?また、昨今のacademicでの女性優遇の風潮は国内だけなのでしょうか?それとも、以前先生がおられたアメリカ、イスラエルもそうなのでしょうか?
    先生の立場もおありになるので、可能な限りお答えしていただけるとありがたいです。

    • SNOW より:

      はい、数日前に確か Twitter で、すさまじい経歴の女性数学者(とあとは理論物理か何かの研究者)の話はちらっと見ました。

      あれは女性限定の賞だったのですね。

      彼女たちのことは初めて知りましたが、まあ、経歴を見る限り天才的な人たちなので、仮に男性に生まれていたとしても、彼女たちはアカデミアでは同じように評価されていたと思います。もちろん、女性である方が遥かに話題性はあるのでしょうが。

      さて、ご質問の件ですが、僕は平等主義者でして、特定の性別、人種などを優遇することには一切反対です。

      そして、実はブログにも何度か書きましたが、僕はフェミが大嫌いで、今の世の中の女性優遇 & 男性差別には心底辟易しています。

      (ただ、最近は「おかしい」と声をあげることができる空気がほんの少し出てきたような気もするので、以前よりはマシになってきているようにも思います。)

      僕の目から見て、アカデミアの女性優遇は常軌を逸しています。

      そしてこれは日本に限らずです。アメリカはもっと酷いと思いますし、イスラエルも、多分同じような感じでしょうね。

  2. 数学徒 より:

    返信ありがとうございます。
    たぶん、物理学者が入っていたとのことなので、アジアの科学者100人のリスト入りをしたという記事の方かと思います。こちらは、女性限定では無いものの、話題性重視であるため、女性や環境系,感染症,途上国の研究者が多く選出されていました。それとは別に、ブレイクスルー賞の縮小版で、これからが期待される若手女性数学者を対象にした賞にも選出されており、私が見たのはそちらの記事のほうでした。
    ネットでは、著名な数学者でも、女性やgiftedなどの単語を強調しており、そこに素人御意見番も便乗してきて「数学者は実力順に並べた下位半数を切り捨て、上位半数に資金援助すべき」「男性はのさばり過ぎ」と言いたい放題。中々の地獄絵図になっていました笑 メディアに至っては、本家ブレイクスルー賞とごちゃ混ぜにして、同じ権威であるかのような偏向報道まで…
    今回の件で、数学やジェンダーに関して、歪曲した価値観を持つ人が更に増えそうです。性別に関係無く、才ある人に対し適切な評価で称賛されていないことが残念ですね。

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