日記

長期休暇。(その8)

さて、いつのまにやらもう8月も下旬で、始まったときには永遠にも思えたこのアホらしい超長期休暇も(ようやく)coming to an end です。

で、実は、Michigan life そのものも coming to an end です。3週間ほど前に、地元の某国立大学から tenure-track 助教のオファーを頂いたんですよね。

(9月半ばの教授会か何かで official に採用が決まるとのことなので、それまで大学名等は伏せます。)

開始が10月ということなのでもうすぐ日本に戻ります。というか、実はあと5日ぐらいでここを出ます。

アパートの契約が来年の7月末までなので次の借り手を探していたんですよね。ちょうど昨日借り手が見つかりまして、今月の29日から住み始めたいということなので、急転直下帰国することになりました。

とは言っても僕は極めて身軽なので、やることはほとんどないです。自転車とか照明とかソファーとか暖房とかそういったものは全部譲ってしまうので、やることといえば航空券を取ったりタクシーを予約したり(今は空港へのバスが運行停止になっています)、14日間隔離用のホテルを取ったり、あとは携帯電話と健康保険の解約とか、せいぜいその程度です。

旅費や2週間のホテル滞在に関しては大学が全部出してくれるとのことです。8時間を超えるフライトの場合にはビジネスクラスでも良い、と言われて驚愕しました(笑)

(とは言っても僕は政治家ではないし、税金で贅沢するなど全く性に合わないのでエコノミーを使いますが。)


結局、Michigan ではまともに活動したのは初めの2ヶ月半だけで、残りの5ヶ月はひたすらアパートに閉じこもってばかりでしたが(笑)、でもそれでも、研究の方でも色々と収穫はあったので僕は本当に満足しています。やっぱり来て良かったですね、当たり前ですが。


振り返ると、25歳のときから随分と長く一人で世界を廻りましたけれど、とりあえずこれでそれも一区切りですね。

でも、これで(一旦)終わることに特に未練はないです。前も書きましたけれど

“I’ve had enough adventure for a lifetime”

という感じなので、これ以上はもういいかなーとも思います。もうお腹いっぱいなので!(笑)

まあとは言っても、sabbatical とかでまた海外のどこかの大学に半年間行きますとか、そういうことはこれからも何度も何度もあるだろうし、というかそもそも日本にいたとしても、人生まだまだまだまだまだまだまだ散々色々あるのでしょうが(笑)


・・・さて、では今日はもうこの辺で失礼します!

今回は全然写真がないんですが、もう最後の機会ですし明日明後日あたりにサイクリングにでも行って色々と写真を撮って、ここを出る前にもう一度更新します!

結局、来月からの新学期も事実上すべてがオンラインになるそうです。自粛原理主義者からの批判を恐れて過度に萎縮するのは程度の差こそあれ世界共通ですね。つくづく辟易ですよね ^^

ただ、とは言っても、ここ MSU はたしか5月ぐらいには executive が自分たちの給与カットを表明したりしていて、そういう率先して身を切る姿勢は立派だと思いますね。日本の大学は多分どこもそういうことはやっていないでしょうね。僕がトップだったら真っ先にやるんですけれどね。


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