人生

ブラックフライデー

さて、今は金曜の夜で、またショッピングモールにいます。

今日は気温が大分下がり、シャツに一枚羽織っただけでは少々辛いです。


更に、water の heating system が9ヶ月間使っていなかったうちにどうも故障したようで、今は温水が使えません。

(この国では太陽光発電を利用していて、曇ることもほとんどない夏の間は水を暖めるエネルギーは全てそれで賄われるんですが、冬の間は電気を用いて暖めます。)

これも、正直かなり辛いんですが、さて直るのはいつになるでしょうか?


・・・そう、ちなみに、書いていなかったですが、他にも、アパート自体がかなり汚らしいとか(外見も中身も)、たまに蛇口からかなり濁った水が出てくるとか、最近はなくなってきましたが月に一度ぐらいはかなり長い時間(具体的には10時間ぐらい)に渡って断水するとか、蟻が天井から小さな穴が空けて氷柱状の土の塊を作るとか、こっちに来たときからずっと朝の6時7時ぐらいから目の前のマンションの建設で一日中凄まじい轟音が鳴り響いているとか(ただしこれはすぐに慣れました)、今は住んでいるアパートの増設で本当に窓のすぐ外で工事をしていてそれで窓ガラスを割られたり濁水が外から窓にビシャビシャかかったりしますとか、owner は owner で去年留守中に何の断りも無く勝手に部屋に入っていたとか(この狂った国においてもこれは100%違法だと思います)、そのあと今年帰ってきたときにはトイレの水が流れなくなっていたとか(owner とはこれで結構やりあいました)、あとはこれはアパートとは関係ないですがコインランドリーが遠すぎるから洗濯機が使えないとか、ネットが家で使えないからショッピングモールに毎回来なくては行けないとか、そこでそれなりの頻度で煙草やマリファナを吸っている輩がいるとか(ショッピングモールの中でです、しかも従業員がです)、まあとにかく色々あります。


まあ、とは言っても、もちろんこれらは枝葉で、不満がそれぐらいなら当然笑ってやり過ごせます。そのレベルではないから困るんですよね!

(書きたくもないので書かないですが、”I have never experienced such humiliation before” なんていうようなこともありました。)


何と言っても、一番辛いのは people と culture ですね。何度も書きましたけれど。


つくづく、こんな経験をすることは、もう人生で二度とないだろうなあー。


・・・さて、まあとは言うものの、別にマイナス面ばかりではないです。


逞しくなった、とかそういうことだけではなくって、人間、こういう場所に来ないと見えてこないことって沢山あるんですよね。ずっと Irvine のようなところに住んでいては分からないこともあるんです。


前も何度も書いたように、今になって本当に、いかにアメリカの culture が自分に合っていたのかがよく分かります。

そして、思い返せば、20代半ばから30歳にかけての人生のあの時期に過ごす場所として、Irvine という町は、そして Ph.D. という所は、これ以上望むべくもないぐらい、ありとあらゆる全てにおいて自分に合っていたんだなあとつくづく思います。

(これを読んでいてアメリカの Ph.D. の考えている人は、はい、絶対に行って来て下さい、諦めてやっぱり辞めますなんて、人生それ以上の損失はないです。)


・・・で、そう、そういえば、今日はブラックフライデーなんですよね。

で、昨日は Thanksgiving ですか。


あー、思い返せば色々あったなあー。。


あと1、2ヶ月で決まるかも知れませんが、さて、次はどこに行くことになるんでしょうか?


また、アメリカに住む日が来るのかなあ?


・・・さて、では今日はこの辺で失礼します!

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