さて、大体、精神状態ももとに戻った感じでしょうか。
思うに、いつも日本から帰ってくる度におかしくなるのには理由が3つあって
1)部屋にたった一人、という感覚を忘れかけているせいで孤独感を非常に強く感じること
2)数週間も数学から離れているせいで(当然ながらそんなことは一年でこの時期だけで普段はどんなに気が乗らないときでも毎日5、6時間は必ずやります)、頭がなかなか数学モードになってくれず force yourself to do it するのにものすごく体力が要ること
3)新年は老いをもっとも感じる時期であること
ですね。
1)と2)は、まあ当然ですよね。
孤独感で窒息しそうな、恐怖すら覚えるそんな状態において、頭を無理矢理に数学モードにするのは本当に大変なんですよね!なかなかそれが出来なくて、そしてそれがまた焦りと不安を呼ぶので本当にものすごい悪循環です(苦笑)
3)も、これも結構しんどいんですよね。
これ、今まで書いたことは無かったですが、10代の半ばごろからでしょうか、僕はいつも新年のあたりで、どうしようもない不安感に襲われるんですよね。
なんというか、自分(とそのまわりのごくごく少数)だけが歳をとっていくような、そんな錯覚を覚えるんですね。
・・・いや、というか、ある意味それは錯覚ではないんですよね。
もちろん、人は必ず歳をとるもので、そして生きている限りそれから逃れる術などなくて、それは誰しもが同じなわけですが、でも、この世に存在する人間の年齢の distribution は常に同じで、だからその意味では世の中は常に stationary じゃないですか!
だから、その意味では、本当に「自分だけが歳をとる」んですよね。
往く川の流れるその様は、いつどの時を切り取っても常に変わらず、絶えず自分の位置だけが変わっていくんですね。
そしてそれも誰しもが同じなので、だから人生とは本当に皮肉なものですね。。
・・・とまあ、またやけに暗い話で申し訳ないですが、別に僕はもうそんなに depressed なわけではなく、さっきも書いたようにもうほとんど元に戻っています。
ただまあ、人は誰しも自らの老いに向き合わなくてはいけないわけだし、だからちょっと思ったことなど書いてみただけです!
・・・さて、本当は全く違うことを書く予定だったんですが、でももう今日はこれで失礼します!