日記

サバイバルゲーム(その5)

さて、また随分と長いことほったらかしてました!💦

その間に世の中では、不正選挙でボルソナロが破れたりとか、大勝するはずだった米共和党がこれまた不正選挙でほぼ引き分けにされたりとか、1ヶ月ぐらい前には致死率 80%のオミクロンS とやらが米ボストン大学の研究者によって作られたとか(論文として発表されたらしいですね)、vaccine mandate が諸外国で lift される流れが出てきたこととか、しかしどういうわけか米トップ校ではそれに逆行する動きが目立つこととか、あとはイーロン・マスクがツイッターを買収して凍結されたアカウント(トランプを含む)を復活させたりとか、まあその他いろいろ、非常に興味深いことがたくさんありました。


・・・そう、その不正選挙ですが、僕は、ブラジルにせよアメリカにせよ、選挙不正が起きていることをほぼ確信している・・・とまではいいませんが、でもその可能性が極めて高いと思っています。

数字をあげろと言われれば、まあ、前者は80%、後者は95%ぐらいでしょうか。


この騒動で、世の中に対する見方がひっくり返ったのは、もう何度も書いた通りです。

今までずっと、何の疑問もなく絶対の真実だと思っていたことは実は完全に間違っていて、トンデモ扱いされていたことの方が案外正しかったのだと、そういうことが世の中にはかなりあるのだと、この騒動をきっかけにして気がつきました。

(まあ、前も書いたように、自分が間違っている可能性は常にあるので、「気がついた」という表現を使うのはあまり好きではないのですが。)


・・・さて、まあ、これについては書き出すと本当にキリがないので、詳しくはまた今度気が向いたときに書くとして、近況はというと、数学の人に戻ってきました!笑

2年と少し前に日本に帰ってきてからというもの、この騒動とそれに関連することに傾倒しすぎてかなーり研究が疎かになっていましたが(とは言っても最低限はやってましたが)、職場でのマスク警察との戦いなんかも終わり(もうマスクを付けていないことを意識することすらなくなりました)、世の中の仕組みとかこれからこの世がどうなりそうかとか(worst case scenerio としてどんなことが起こり得るかなど)、そういったこともかなり見えてきて、だから、まあ学ぶべきことはあらかた学び終えたこともあってか(もちろん世の中の動きには常にアンテナを張ってないとダメですが)、また猛烈に数学がやりたくなってきました!笑

(まあ、正直言うと、僕は、早ければ数年以内に、社会の秩序が維持できないレベルの大混乱が起きる可能性すら本当にあると思っているので、だからあと2、3年ぐらい研究なんてサボっても別に何一つ問題もないんですが、でも、なんだかんだでやっぱり数学が一番面白いんですよね!^^)


・・・他には、というと、つい先週は研究集会で北見工大(北海道)まで行ってきました。

ついた日は曇りで、それもあってか

「なんて miserable でシケた町だ。。」

というのが first impression だったんですが、晴れた日の街はまあそれなりに綺麗でした。

永住するような場所ではない気がしますが(やはりちょっと退屈な気がしますね)、2、3年住むには悪くないところかも知れません。

北見の街並み(16時ごろ)。

最終日は近くの山(というか丘)にハイキングに行ってきました。

晴れていれば、なかなか綺麗な町です。

遠くに見えるのが北見市です。


・・・そういえば、今回の研究集会ですが、飛行機は往復ともマスクなしで乗りました(ANA を利用しました)。

(日本の航空会社は底無しに愚かなので、世界が完全に脱マスクに移行した今になってなお、マスクに関しては常軌を逸したレベルでいろいろうるさく言ってきます。)

うちの数学科の教授の一人は、僕を遥かに凌ぐレベルの反マスクで(反マスク度だけならまず間違いなく彼が日本のアカデミアで No.1. でしょう)、その彼も少し前にマスクなしで ANA に乗っています。

彼は

「低酸素で呼吸が苦しい」

という極めて汎用性の高い「健康上の理由」で、ANA のマスク着用要求を突破しました。


で、僕はというと、行きは

「おれはマスクできないんで」

だけで通れました。機内で CA に「お客さま。。」と言われたときには

「おれはもう許可をもらっている、もう言うのやめろ」

と不機嫌に言って、それ以後はもう何も言われませんでした。


帰りはというと、こちらは事前に申請とか、そういうことを何一つやっていなかったんですが、搭乗口近くで(もちろんノーマスクで)出発を待っているときに、一人の職員が近づいてきて

「高橋様ですか?健康上の理由でマスクができないと伺っております、お隣が空いている席に変更させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」

のような、ものすごーく丁寧な対応をしてもらって、で、飛行機はそれなりに混雑していたにも関わらず3席を独占できました!笑

(つまり「低酸素で呼吸が苦しい」と言うだけで、マスクから開放されるだけでなく、どんなに混んでいても席を広々と使えるわけです!エコノミーで快適に移動したいみなさん、ぜひどんどんこの便利なフレーズを使いましょう!^^)


Twitter の反マスク界隈を見ていると、航空機では今でもごくたまにトラブルが起きていますが、それらは多分、偶然現場にガチのコロナ脳が複数いてそれが暴走しただけの、かなり例外的なことだと思います。

普通の人間は、客とあえてトラブルを起こしたいと思うはずなどないですからね。


・・・そう、で、北見工大はというと

「個人的信条でマスクをしたくないのだが、マスク着用は義務なのか任意なのか、メールという記録の残る形で最高責任者に yes か no かで答えていただきたい」

というような、ものすごーく丁寧で低姿勢なメールを事前に出しました。


結局、向こうの副学長が出てきて

「距離が十分取れかつ会話をほとんどしない場合を除き、屋内では着用が義務だ」

という趣旨の返事をしてきました。ので、今回は自分の講演のときだけつけて話しました。


・・・そう、ちなみに、僕はマスクに関しては別に極右ではなく(もちろん世の中の人間からみれば極右の中の極右でしょうが)

「向こうがルールであると明確に定めているなら従う」

というスタンスです。

強制は憲法違反だの法律違反だのという極右の人達の言い分も一理あると思うし、個人的にはもちろんそういう人達を応援はしていますが、しかし、国が「要請」なり「推奨」なりしている以上

「ルールとして定めることが法に触れるとまでは言い切れない」

と感じています(実際に触れるか否かは今は問題にしていません)。


(前も書きましたが、僕の考えは

「「お願い」という、本来「任意」であるはずのものが実質的に法律と同等かそれ以上の力を持ってしまっている現状は法治国家として極めて危険であり、その危険性を理解する人間が声をあげなくてはいけない」

というものです。)


・・・さて、で、そのマスクですが、最近はもう事実上全く使わなくなりました。

相変わらず週3、4回は渋谷 & 恵比寿まで行っていますが、以前は(自分以外には)ほぼ存在しなかった電車内でのノーマスク派もちらほら出てきたし(とは言ってもまだせいぜい数%ですが)、マスクをしていないことが社会的に許容される雰囲気が大分出てきたし、だから、上にも書きましたが、使っていないことを意識すらしなくなってきました。

(まあ、この美しい国ではどうもマスクは定着する可能性も本当にありますが、sheeple にはお似合いなのでそれはそれで良いと思います。奴隷根性溢れる日本国民の皆様は、ぜひ一生着け続けてください ^^)


・・・そう、そういえば、もう時効なので書きますけれど、実はうちの職場にも、結構なレベルのマスク警察が一人(とそれに同調するかなり力のある教授が1人)いて、だから一年ぐらい前にはガチの crush があり、結局

「お願いされたらマスクをつけること」

とかいう超ゴミカスルールが多数決で可決された、なんていうこともありました。(なお、その採決で反対を表明したのは僕を含む3人のみ。)

・・・が、その「お願い」も、間違いなく発動されないだろうし、最近には「埼玉大においてはマスク着用は任意」だと文書でもらったし(埼玉大の副学長に直接メールで聞きました)、それに、僕が理事の一人の面子を完膚なきまでに丸潰しにしてやったことは上も全部知っているはずなので、今後職場でマスク警察をされることはもう 100 % ないでしょうね。


・・・と、いうことで、マスクに関しては散々色々あったし、初めの頃は僕も本当に怖かったですが、まあとにかく、これで僕(等)の勝ちです!^^

本当に、よくやったと思います。我ながら大したしたものです。

(流石はこれだけユニークで魅力的な人生を送った男なだけありますよね、人としての格が違います。)



・・・さて、なんだか今回はマスクばっかりですが、もう疲れたので今日はもうこの辺で失礼します!^^



POSTED COMMENT

  1. 数学者志望 より:

    高校生ですが、私は数学者として大真面目に大成したいと思っています。しかし、計算が苦手で、数学のテストや模試はそこそこ取れるものの、突出した点は取れず、数学者になりたいと言っても、現実でもネットでも厳しい現実や発言を突きつけられています。
    確かに、困難な道のりで厳しい現実なのは分かっていますが、敢えて勝負するつもりでいました。しかし、日々続く夢の否定に、つらくなってもいました。
    そんな時に、貴方様のブログに出会い、志を持つことの大切を学び、非常に励まされています。貴方様と現在の私では、レベルは月とスッポンですが、貴方様のレベルまで辿りつき、更にその先その先へと努力していきたいと思っています。今現在は取り敢えず、大学の数学科を目標にしています。

    • SNOW より:

      大学の数学は面白いですよ!大学受験がんばってください ^^

      • 数学者志望 より:

        ありがとうございます。受験頑張ります!
        一つ質問なのですが、すのうさんは数学者を目指すにあたり、批判や否定をされたことがありましたか?もし、あった場合、そのような人は無視してきましたか?
        私の周りには、私に対して大成できないと断言できるなどと、夢を諦めさせようとしてくる人間がいるのですが、無視すべきなのか反対意見を少なからず聞き入れるべきなのか迷っています。

        • SNOW より:

          あったかも知れませんが、特に、パッと思い当たるようなものはないですね。

          他人の足を引っ張るだけのザコは放っておけば良いのではないでしょうか?

          ただ、逆説的ではありますが、そんなようなことで夢を諦めるのであれば、それはその「夢」がはじめからその程度のものだった、ということでもあるとは思います。

  2. ァヵッ より:

    前もあったけど、このマスク騒動の話、読んでておもしろい!最高だね!叩きのめした話もきいてみたい。まぁでも花粉の季節はマスクをおすすめします(笑)
    昔、歌詞がやばい軍歌だ!っと言って校歌を歌わない中学生がいたのを思い出した!

  3. 数学好き より:

    数学者希望の来年受験生です。
    家の事情で、地方の下位旧帝に進学予定なのですが、そこからでも数学者を目指すことは可能ですか?
    学振などを見ても、上位旧帝が大半を占めていたので、心配になりました。最低限、数学者になるための大学に関するボーダーラインはありますか?

    • SNOW より:

      ありません。数学の世界は(ほぼ)完全なる実力社会です。

      上位旧帝大が大半なのは、単に、数学者になる人間はよほどのことがない限り普通はそれぐらい受かるからです。

      • 数学好き より:

        学歴による差ではなく、高い学歴の方が優秀な人が多いと言う確率の差と言うことですね。
        現在、飛び抜けて数オリで結果残したり、模試の数学無双したり、毎回高い点数を取れているわけではありませんが、数学が好きで覚悟はそれなりにある方だと思っています。受験は軽々乗り越えられる程度の学力を身につけ、全力で勝負しに行きます。回答ありがとうございました。

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