Ph.D.

留学に必要な英語力

まず、英語について書いてみようと思う。

アメリカへ留学する上で(ほぼ)必ず必要になるのが TOEFL iBT と呼ばれるテストだ。

Reading, Listening, Speaking, Writing の4つに分かれ、それぞれ30点、計120点満点で採点される。

このテストは桁違いに難しく、たとえ東大にトップで受かるような受験生でも、英語圏に在住した経験がなければ練習なしに100点以上取る事は至難の業だと思う。

(ちなみに、僕は初回で78点、二回目が73点、それから一年猛勉強してようやく97点をとった。英語圏に5年ぐらいいたという僕の昔の彼女の友人も、大学受験のときに一年間相当に勉強してやっと99点をとったとのことだ!)


ほとんど全ての大学院は入学に80点以上を求める。100点をcutoff(足切り)に設定している学部も珍しくない。

僕の勉強法については参考程度にしかならないと思われるので、それはまた気が向いたときに書くとして、今回はTOEFLの点数に関する注意点について書いてみたい。


「TOEFLはcutoffをクリアすれば何点でも構わない」

のように言われることがある。

これは、確かに普通の理系院では正しいかも知れないが、数学科に関しては全く別だ!


なぜかというと、他の理系の院生は RA(Research Assistant)をやることによって給料(stipend)をもらうが 、数学の場合はほぼ全員 TA (Teaching Assistant) をやることで給料を頂くからだ。

数学以外の学生は自分の研究をやるだけでよいのに対し、数学科の学生はテストの採点や質問対応はもちろん、学部生(undergraduate students)の講義まで任されることがほとんどだ。

よって英語力は非常に大切で、あればあるほど合格の可能性も高まる。


例えば University of Wisconsin Madison の数学科のホームページには

「cutoff は84点で competitive な点数は109点だ」

と書いてある。

また、僕の行くUniversity of California, Irvineでは、合格点こそ80点であるものの

「TAをやるまでに(つまり渡米までに)TOEFL の Speaking で26点以上取りなさい!(でないとTAさせてあげない)」

というルールになっている。

さらに、Northwestern University などは、cutoffが100点、さらに Speaking の cutoff が別にあり、これが26点だった。


日本人にとって Speaking 部門は非常に難しいと言われていて、博士課程への出願でも 20点を超えられればまあ良し、と言われているらしい。


よって、数学で博士課程を目指す人は膨大な時間を英語に費やしましょう!!!

特に speaking に関しては、空いている時間は常に英語をしゃぺっている、というぐらいの意気込みが必要だと思います!


参考までに、ぼくは去年(2011年)の夏に受けた TOEFL では Speaking は24点で、一年間で10点上がっていた。

この間は、通学中歩く時は常に英語の暗唱をやっていたので、毎日40分は speaking の練習をしていたことになる。

この前の11月に受けたときの Speaking の点数は22点だったので、渡米まで、僕もまだまだ英語を頑張らないといけない!

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