Ph.D.

留学は「リスク」か?

昨日で、ここ数日間読んでいた Sidney Sheldon の “Master of the Game” が読み終わった。

少し前に「大衆小説は非常に難しい」と書いたけれども、いつの間にか特に苦も無く読めるようになっていた。

この本は、一年程前に電車内の広告で宣伝されていたので、その時に買ったものだ。

(当時は最初の1ページで挫折した。)

それなりに有名な本だと思うのだが、そこまで面白いとも思わなかった。

まあ、英語の勉強を目的に読んでいるので、それは別に良い!

買ったまま放置していた洋書が本棚にはまだまだたくさんあるので、アメリカに行く前に全て読んでしまおうと思う。


さて、本当は「人生は努力」について書こうと思っていたのだけれど、どうもそんな気にならないので、僕のそういう人生哲学はまた今度書くとして、今日は「留学はリスクか?」について書きます。


遡ること2年前、僕は、大和証券キャピタルマーケッツというところで一週間程度クオンツ業務に関するインターンに参加したことがある。

その後、某外銀の内定を辞退して留学することを決めたときに、そのときの一人から

「安定ではなくリスクを取れるなんて、高橋くんは本当にすごいしかっこいいわ」

みたいなことを言われたのだ。

(ちなみに、そのときのインターンは僕を含めて4人で全員が東大院だった!)


そう、彼は留学を「リスク」と言ったのだが、僕はそうは思わない。

前も書いたけれど、僕は「留学がリスクになることは絶対にあり得ない」と思っている!


まず、一般に考えられる「リスク」を列挙してみよう。主なのは

1)卒業することだけでも簡単ではない

2)その後アカデミアに残れる保証もない(というか非常に難しい)

3)卒業する時の年齢が高いので、企業に就職するのが難しい

の3つだろう。

(もちろん、テロに遭うとかそういうのも含めれば他にも色々あるけど、それは日本でも起こり得るなので考えても仕方がない。)


さて、なぜぼくが上の3つの「リスク」をリスクと考えないかというと・・・うーん、今日書こうと思っていたのだけれど、もう夕飯の時間なので、それはまた次回に!

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